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第1回:絵画講習会をご紹介いたします

2024年4月20日

第1回:絵画講習会をご紹介いたします

本日は令和6年度、最初の講習会でした。センターの講習会担当よりご挨拶があり、講師の興安先生と補助講師の方からもコメントをいただきました。

担当より「芸術関係にはあまり詳しくないのですが、受講生の方々の作品をみて感動しました。また今年度も楽しみにしています」とのことでした。

前年度より講習会を担当している興安(ヒンガン)先生は水墨画が専門です。先生からのご挨拶は「新しいことを挑戦することもとてもいいことです。何か困ったことがあったら、ぜひご相談ください。サポートいたします」と仰っていました。

今日のテーマは、樹です。この樹を描く際に重要になってくるのが、線の書き方です。

半紙に描かれている文字は、釘頭鼠尾蟷肚(ていとうとびとうと)と読みます。これは線を描く手法を表しています。「根は釘の頭のように筆を打ち込み、葉先はネズミの尾のように描き、中程はカマキリの肚のようにふっくらと描け」という教えです。

左右は対象にせず、右を太い線で描いたら左は細い線を使う。先端は筆を打ち込み段々と細くなっていく、そういう描き方です。

釘頭鼠尾蟷肚のテクニックを集結させたのが、今日のテーマの樹の描き方です。左右が非対称かつ線の細さと太さ、強弱のつけ方などは、今まで習ってきた水墨画とは違うものです。水墨画の奥深さを感じることができます。

本日のレポートは以上です。
次回の更新も楽しみにお待ちくださいませ。

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