第7回:絵画講習会をご紹介いたします
2024.07.26小金井市障害者福祉センター
2024年6月21日
第7回:絵画講習会をご紹介いたします

本日も受講生の方々の制作状況をレポートいたします。
雨の絵

いつもタジン鍋を描いている方の絵です。今日は雨が降っていて、傘に雨が当たる音がよかったとおっしゃっていました。雨粒を描き始めたところです。
風景画

枯れ葉の色付けが進み、哀愁を感じる絵ですね
水墨画

今日のテーマは、雨が降っていたので受講生から希望があり紫陽花になりました。

紫陽花の水墨画は、濃い墨、中くらいの濃さの墨、薄めの墨を使い濃淡で表現をしていきます。最初に濃い墨を筆に含ませ、線で紫陽花を描いていきます。段々と筆に含まれた墨が薄くなっていきます。薄くなるにつれて中心から外へ向かって広げて描いていきます。

雨の様子を表現するために、水と薄い墨を含ませた筆を指ではじいて水玉模様を作っていきます。

筆の表と裏を使って葉を描いていきます。これも濃淡の表現がキモです。

濃い墨を使って葉脈を描いていきます。内側から外側へ、濃い墨から薄い墨へと変化していきます。

今日はほんのり色付けをしていきます。これは水彩絵の具を使っています。水で描くものなら水彩絵の具でも顔彩でも構わないとのことでした。「油絵具だけは、水と油がケンカをしてしまうので使わないほうがいい」と先生からコメントがありました。
今日は少し難易度の高いテーマでした。「飛び級です!」と先生がおっしゃっていました。
今日のレポートは以上です。
次回の更新も楽しみにお待ちくださいませ。